森見登美彦『四畳半神話大系』
森見登美彦『四畳半神話大系』角川文庫、2008年
京大を舞台にしたヘタレ系青春小説です。
語彙や言い回しがパロディになっていたり、
主人公のヘタレ&自虐っぷりが、
こまかくこまかく面白かったのです。
大筋も面白いんですが、1行1行小気味がよかったのです。
そんな中で青春を送った友人に言わせると、
人物、印刷所、猫ラーメンはかなりのリアリティがあるようです。
たしかに、大学生の時、京都の友人宅に遊びに行くと、
深夜ふつうにチャリに乗った深海生物(もちろんネオンとは無縁な感じ)が、
たくさんいました。
最近の小説は読まないに等しいんですが、
おおいに楽しみました。
「我々という存在を規定するのは、我々がもつ可能性ではなく、
我々がもつ不可能性である」
京大を舞台にしたヘタレ系青春小説です。
語彙や言い回しがパロディになっていたり、
主人公のヘタレ&自虐っぷりが、
こまかくこまかく面白かったのです。
大筋も面白いんですが、1行1行小気味がよかったのです。
そんな中で青春を送った友人に言わせると、
人物、印刷所、猫ラーメンはかなりのリアリティがあるようです。
たしかに、大学生の時、京都の友人宅に遊びに行くと、
深夜ふつうにチャリに乗った深海生物(もちろんネオンとは無縁な感じ)が、
たくさんいました。
最近の小説は読まないに等しいんですが、
おおいに楽しみました。
「我々という存在を規定するのは、我々がもつ可能性ではなく、
我々がもつ不可能性である」